こんにちは。ふぐたくまおです。
一級建築士の試験を受けるにあたり合格点はどれくらいか、合格率はどれくらいか知っていたほうが勉強するのにゴールが見えてくると思います。
自分が一体何点を目指せばいいのかが、お判りいただけるのではないかと思います。
ゴールにむかって目標、計画を立てしっかり勉強していきましょう。

今年の合格点は何点くらいなんだろ?

基準点と大手3社の予想を見てみよう!
目次
令和3年(2021年)度の学科合格ボーダーライン予想
下記の大手3社の合格予想を見る限り、令和3年(2021年)度は85点から97点ほどと予想されます。難易度によって多少動きますが、例年、7割程度が合格予想点ですね。
しかし上記の点数をとれたからと言って必ずしも合格できるとは限りません。合格ラインは、その年の難易度によって毎年微妙に変動しますし、一級建築士の試験では足切り制度があるため各科目で満遍なく点数を取る必要があります。
せっかく合格点以上をとっても1教科落としてしまうだけで不合格となってしまいます。
ここが一級建築士の合格率の低さにも影響していると考えられます。

7割程度でいいなら余裕かな♪

7割を目標にしてしまうとギリギリで落ちた時のショックが大きいよ!
勉強の目標は高くしたほうがいいよ!
目指すべき点数は8割
上でも述べたように、一級建築士の試験は7割程度の正解率があれば合格できるでしょう。
他の試験などでもそうなんですが、試験において満点を取る必要はありません。満点を取ることが、目的ではありませんし、満点で合格してもギリギリで合格してももらえる資格は一緒です。
しかしギリギリを目指して試験を受けるには不安もありますし、何よりギリギリの点数を取ってしまうと、受かってるのか落ちてるのかわからない状態で製図試験の勉強を始めなくては、なりません。

そんなモヤモヤした状態じゃ、製図試験の勉強にも身が入りませんよね・・・
ぼくは、そうならないように勉強は8割を目指していました。125点中100点です。100点を目指していれば、いざ本番で何問か落としてしまっても十分合格点に届くと思いますし、合格発表に怯えることなく、製図試験の勉強に打ち込めると思ったからです。
ただ、勉強は足切りにならないよう各科目十分に自信をつける必要があります。苦手な科目でもしっかり勉強し自信をつけましょう。
各教科のボーダーライン
各教科それぞれボーダーラインはどれくらいなのか、足切りにならないように見ていきましょう。
学科Ⅰ(計画)
合格基準点、令和元年は11点、令和2年は11点でした。学科Ⅰは暗記するべき物が多いのでしっかり暗記して合格点を目指しましょう。
学科Ⅱ(環境、設備)
合格基準点、令和元年は11点、令和2年は10点でした。学科Ⅱは環境、設備はどちらかを勉強してもダメなので、どちらもしっかり勉強して合格点を目指しましょう。
学科Ⅲ(法規)
合格基準点、令和元年は16点、令和2年は16点でした。学科Ⅲは勉強に時間がかかる分野なのでしっかり計画を立て合格点を目指しましょう。
学科Ⅳ(構造)
合格基準点、令和元年は16点、令和2年は、16点でした。学科Ⅳはアウトプットが大切なのでインプット2アウトプット8くらいの配分で勉強を進めていくといいと思います。
学科Ⅴ(施工)
合格基準点、令和元年は13点、令和2年は13点でした。学科Ⅴはとにかく範囲が広いのでしっかり計画をたてて勉強し合格点を目指しましょう。
2020年の各科目の問題の傾向はこちらの記事で詳しく説明しています。
一級建築士の学科合格率はどのくらいか

合格率を見るとやっぱり一級建築士って難しそう!

合格率が低いのにはちゃんと理由があるよ!
過去のデータを見るとだいたい合格率は2割ほどです。過去5年の合格率のデータを見ていきましょう。
合格率だけ見ると非常に難しい試験のイメージが湧いてしまいます。
しかし毎年結構な人数が勉強をせず、どんなものか受けるだけ受けてみようと試験を受ける人がいます。
少し勉強したけど受かるほどの勉強をせず試験を受ける人もいます。
こういう人たちは間違っても合格しません。ということは実際数字よりも難易度は高くないといえます。
しっかりと計画を立て勉強している人は合格できる確率が高いといえます。
年度 | 学科受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
令和2年 | 30,409人 | 6,295人 | 20.7% |
令和元年 | 25,132人 | 5,729人 | 22.8% |
平成30年 | 25,878人 | 4,742人 | 18.3% |
平成29年 | 26,923人 | 4,946人 | 18.4% |
まとめ
- 合格点のボーダーライン予想は85点から87点
- 目指す点数は、125点中100点
- 各教科の合格点を目指し足切りにならないように
- 合格率は2割程度
一級建築士の学科試験は数字だけみると難しそう、受からなさそうと思うかもしれませんが、しっかり計画をたて勉強していけば十分合格が狙える試験です。
しっかり勉強をし、苦手科目でも6割ほどの点数が取れれば足切りになることもありません。
勉強をするのは大変ですが1回合格してしまえばその資格は一生ものとなります。
ボーダーライン意識して、目指すべき点数を目標にしっかり勉強し合格を目指しましょう。

頑張って一生物の資格をGETしよう!!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
勉強を始める前に、こちらの記事で勉強を維持して続けられる方法を紹介しています。
ぜひ見てみてください。
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こんにちは。ふぐたくまおです。
「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。
ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
平成26年(2014年)に一級建築士に合格するも、その合格までに費やした費用は、約250万円!!
自分が合格してみてわかったこと、それは、「製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能」ということ。
- できるだけ、安価で製図の勉強ができる環境を提供したい
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そんな思いから、作図、エスキスの添削に特化した、オンラインサロンの運営を始める。
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ぼくが、なぜ資格の取得までに250万円を費やしたか、こちらで詳しく紹介してるので、よかったら見てやってくださいね。
プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。一級建築士の取得までに掛かった総額は実に250万円以上!
合格してわかったことは、製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能ということ。でも、学校は学費が掛かる。もっと安価で製図を教えてくれる人がいれば、自分のように時間とお金を掛けずとも一級建築士は取れるはず・・・
自分のような思いをする人を少しでも減らしたいという思いから、作図、エスキスの添削に特化した、オンラインサロンの運営を始める。
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