こんにちは。ふぐたくまおです。
一級建築士の学科試験を受けるにあたって、どれくらい勉強すればいいんだろう…と悩まれる方も多いはず。
結論から先に言いますと、大体800〜1000時間は必要だと言われています。
一年間毎日勉強したとして、2〜3時間の勉強時間が必要になる計算ですね。

一年間毎日2.3時間なんて無理だよ…残業ばかりでそんな時間取れないよ!

そうだね…でも考えてみて?
同じ状況でも試験に受かった人はいるんだ!
こんな具合で自分なりの勉強時間を考えてみよう。
仕事が忙しい方向けの時間の使い方はこちらの記事に書いてあります。参考までに。
- 一か月、一週間にどれくらい時間が取れるか把握する。
- 一日に取れる勉強時間を集中できるものにするために、休憩もいれた時間割を考える。
- しっかり睡眠をとって脳の効率を良くして、試験勉強に望む。
この3項目を詳しく見ていきましょう。
目次
試験日までの勉強スケジュールを考える

一級建築士 学科試験は毎年1回、7月の第4日曜日に実施されています。(令和3年はオリンピックの関係上、7月の第2日曜日に実施)
おおよその試験日はわかるのでそこから逆算をしていき、自分がどれくらい勉強時間を確保できるか考えていきます。
- 試験までどれくらいの日数(何ヶ月)あるのか
- 一週間の勉強時間、特に休日のどれくらい勉強すればいいか
- 平日の少ない時間をいかに活用するか
先ほども言いましたが、およそ800〜1000時間の勉強時間が必要だと言われてますが、もちろんその時間以下で受かった人も沢山います。(3~400時間くらいと言う人もよく見かけます)
勉強時間を少なくさせるにはどうしたら…?
それはどれだけ集中して勉強できるかが鍵になります。

そんな2~3時間も勉強に集中できないよ!(遊びならともかく…)

人にはそれぞれ集中できる時間って言うのは決まってるんだ。
次はその集中力について話していこう!
一日の集中できる時間割を作ろう
よく受験生や試験勉強してる人の中で「休みの日は5時間勉強した!」と言う人がよくいます。
ですが果たして5時間も勉強に集中できるものなのでしょうか?
人の集中力の限界は?
人間の集中力には「15・45・90分の法則」と言うものがあります。
深い集中力は15分程度、子供でも集中力が続くのが45分程度、そして大人の最大持続時間はおよそ90分と言われています。
もちろん何時間でもやろうと思えば勉強はできます。
しかし、集中して勉強しているかと言われたらそれはNOです。
しかもその間脳は疲れ、記憶力も落ち、ただ問題を解いただけ、参考書を読んだだけといった自分の身にならない時間が過ぎてしまうのです。
自分の集中できる時間を知ろう
15・45・90分の法則をお話しましたが、これはあくまで目安です。
自分がこの時間にぴったり合うかどうかはわかりません。
小中学校の授業を思い出してください。
1時間目の授業…大体45分くらいでした。そこから休み時間があって…
こんな風に一度同じ時間割で勉強して見ましょう。
それを繰り返していくと自分なりの「集中できる時間」がわかってきます。
そしてしっかり「休み時間」も取るようにしましょう。
休憩時間の過ごし方

しっかり勉強したし、休憩中はスマホでゲームしたりする時間にしようかな!

ちょっと待って!
休憩をとるっていうのは遊ぶ時間じゃないんだよ!
しっかり勉強したあとはしっかり休憩しなくていけません。
ここで必要なのは「脳の休憩」です。
勉強することにより身体はもちろん脳も疲れています。
休憩は大体10~15分くらいを目安に取るのがいいと言われています。
でも脳の疲れってわかりにくいので休憩とは名ばかりの遊んでしまう人も少なくありません。
特に今はスマホで簡単にゲームができてしまいますが、この手のゲームは脳を興奮させ、余計に疲れさせてしまうのです。
だからまず休憩を取るときは目を意識的に休ませてあげましょう。
脳は視覚からの情報を取り入れ活動するので、まずは目を休めるようにしましょう。
そして軽い運動もオススメです。
座って勉強していると血流が悪くなってしまうので、脳への血の巡りが悪くなります。
血の巡りが悪くなると、脳の動きも悪くなるので、軽い運動をして脳を活性化させてまた勉強していきましょう。

一日の時間割を作る際に集中できる勉強時間としっかり休憩できる時間を組み合わせて自分なりの時間割を作ってみよう!
大事なのは勉強時間<睡眠時間!?


しっかり休憩すれば勉強に集中できるのはわかったよ!
これで勉強時間沢山とって徹夜で追い込むぞ!

待った!!
勉強するのは大事だけど徹夜は効率がとても悪いんだ。
今回は睡眠と勉強の関係を話していこう!
試験日が間近に迫り、焦ってくると追い込みをかけるつもりで徹夜、もしくは夜遅くまで勉強してしまうことはありませんか?
そして「昨日勉強したはずなのに…」と忘れてしまうこともありませんか?
これは、寝ていないがために脳に記憶させることができていないのが原因なんです。
人間は睡眠をとることで脳を休ませます。
でもただ脳を休ませるだけではなく、脳に記憶を定着させようともしてるのです。
寝ないと記憶力や集中力が低下するのはこのためです。
睡眠は6~7時間とるといいと言われています。
ですが「なかなかそんなに取れない。」という方は90分周期で寝ることを意識してみてください。
この90分とは、レム睡眠とノンレム睡眠の切り替わる時間です。
そしてこのレム睡眠中に記憶を定着させるので90分周期を意識して眠るようにしましょう。
もちろん睡眠時間を取れるときはしっかり寝ることをオススメしますよ。
まとめ
- まずは試験までのスケジュールを組んで、一か月、一週間にどれくらい時間が取れるか把握しよう。
- 一日に取れる勉強時間を集中できるものにするために、休憩もいれた時間割を考えよう。
- 勉強も大事だけど、睡眠も大事。
しっかり脳も身体も休ませる習慣をつけよう。
一級建築士学科試験は難しいと言われるからと言って、がむしゃらに勉強しても覚えてなければ時間の無駄になってしまいかねません。
しっかりと自分に合った計画を立てて、勉強に望んでください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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こんにちは。ふぐたくまおです。
「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。
ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
平成26年(2014年)に一級建築士に合格するも、その合格までに費やした費用は、約250万円!!
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プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。一級建築士の取得までに掛かった総額は実に250万円以上!
合格してわかったことは、製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能ということ。でも、学校は学費が掛かる。もっと安価で製図を教えてくれる人がいれば、自分のように時間とお金を掛けずとも一級建築士は取れるはず・・・
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