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一級建築士試験の学科において満点は必要?高得点を狙うべき科目2選

この記事の著者:ふぐた くまお

プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。一級建築士の取得までに掛かった総額は実に250万円以上!

合格してわかったことは、製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能ということ。でも、学校は学費が掛かる。もっと安価で製図を教えてくれる人がいれば、自分のように時間とお金を掛けずとも一級建築士は取れるはず・・・

自分のような思いをする人を少しでも減らしたいという思いから、作図、エスキスの添削に特化した、オンラインサロンの運営を始める。

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こんにちは。ふぐたくまおです。
ぼくは、学科試験受験の時、こんなことが不安でした。


一級建築士の学科試験において、合格点ギリギリだったら、

ふぐたの煩悩

正直、学科試験の科目で満点なんて取れる訳がないよね。。。

ふぐた くまお

それを今からしっかりと説明するから最後まで見てから判断してね!

先に結論から申し上げますと、満点は狙う必要はありません
しかしながら、高得点を狙うべき科目が2つあります。法規と構造です。

勿論ですが、皆さんにも得意科目があると思いますのでまずは得意科目をしっかりと伸ばしてください。

その上で、もっと点数を伸ばしたい方は参考にしていただければと思います。

法規と構造で高得点を狙うべき理由

一級建築士試験の合格基準点に関しては概ね90点以上です。
そして、配点区分ですが法規・構造共に30問ずつとなっております。

そうなんです、単純に法規と構造で満点を取ることが出来れば目標点の3分の2を取ることが可能だと言えます。

そして、法規に関して言えば法令集の持ち込みが許されています。簡単に言えば試験中にカンペ見放題という事です。
法令集に関しての説明は後ほどしますが、全ての答えが載っている法令集を使いこなす事が出来れば、記憶力など関係なく高得点をとる事が可能だという事です。

構造に関しては、基礎学力に左右される部分もありますが過去問題を反復して覚えることにより対策を講じる事ができます。
数値だけ入れ替えることで回答できたり、内容をきちんと覚えておくことで対応していきましょう。

学科Ⅲ:法規における対策と法令集作り込み

法規における対策、それは自分だけの法令集を作成するという事です。


ポイントは2つあります。上の画像のようなマーキングと書き込みです。
一見単純そうに感じるかもしれませんが、この作業がとても重要になってきます。

ふぐたの煩悩

試験に持ち込むのに法令集に書き込みしても大丈夫なら他の科目のカンニングペーパー代わりにしても大丈夫って事かな?

ふぐた くまお

いや、何でも有りって事では無いよ。メモ書き程度で有れば許されているだけなんだ。

ちなみに、使用が認められる法令集については、かなり細かく規定がありますので、注意しなくてはなりません。違反している法令集を持ち込んで、試験前に取り上げられては大変です。

法令集は試験本番前必ずチェックされます。「これくらい大丈夫だろう」通用しないと思っておいた方がいいですね。
公益社団法人建築技術教育普及センターが公表しているこちらを確認しましょう。

法令集書き込みにおけるポイント

まずは用語の定義をマーキングしましょう。用語の定義に関しては、毎年出題されておりますのでここを抑えるのは当然です。
条文の途中に定義が出てきている場合に関しては、用語だけをマーキングしましょう。

次に全ての数字マーキングを行っていきましょう。法令集には大量の数字が出て来ますので数字にマーキングを行っていくだけでも細かな数字を見つけるのに適しています。
これを行っているのといないのとでは大きい差になります。

とはいえ、これはあくまでも参考例です。自分にあった方法で作成されるのがベストだと思います。
大事な事は自分自身が開いたときにどれだけ早くキーワードを見つける事が出来るかです。

皆さんも合格の為の法令集作りをされてみて下さい。

法令集について更に詳しく知りたい方はこちらも良ければご覧ください。

あなたはどの法令集を選ぶ?

学科Ⅳ:構造における対策と勉強法について

構造における対策、それはとにかく過去問題をやり込む事です。

構造は過去問題からの出題が多く出る科目です。まずは過去問題を完璧にこなせる様になれば点数の取りこぼしも少なくなるはずです。

単純に聞こえるかもしれませんが、出題される問題が解いた事のある問題と無い問題とではそこに使う労力も時間も段違いです。

なので、皆さんにはとにかく過去問題を解くをおすすめします。それ以外の方法に関しては高校の物理や数学を勉強してみると良いかもしれません。

基礎学力を高める事で、相対的に点数も向上してくると思います。

目標得点の設定方法

2科目を進めた理由を説明してきましたが、目標得点の設定についても少し説明させて頂ければと思います。冒頭にも言いましたが、自分の得意科目を伸ばすことが大前提としてあります。
自分自身の得意、不得意科目に応じた目標得点の設定が重要です。

問題125問に対して90問正解、割合にすると72%になります。中々骨の折れる割合になってますね。
なので前述した通り、配点区分の高いところで高得点を狙う事が重要になってくるのです。

例(各科目72%で正解した場合)
学科Ⅰ  (計画) :15点
学科Ⅱ(環境・設備):15点
学科Ⅲ  (法規) :22点
学科Ⅳ  (構造) :22点
学科Ⅴ  (施工) :18点

上記はあくまでも72%ずつ正解した場合です。
お伝えしてきたことを踏まえて、自分に合った目標得点の設定を行ってみて下さい。意外と落とせる問題が見えてくるのでは無いでしょうか。とはいえ、足切りもあるのでそこは柔軟に考えて頂ければと思います。

学科試験に関する詳しい記事はこちらからご覧ください。

まとめ

  1. 高得点を狙うべき科目は法規と構造
  2. 法規に関しては自分に合った法令集を作り込む
  3. 構造に関しては過去問題をひたすらやり込む
  4. 自分自身の得意、不得意に合わせた目標得点の設定

これまで長々と説明してきましたが、1日に勉強出来る時間はある程度決まっています。
ちなみに、一級建築士試験における勉強時間は800時間~1000時間とも言われています。

1日2時間~3時間集中して勉強したとしても1年間毎日継続しなければ到達する事は難しい数値です。
しかしながら、この時間を前述した様に自分で得意、不得意を分別して効率良く勉強する事で少しでも合格に近づく事が出来る筈です。

自分の事は自分が一番分かっている筈です。ご自分に合った勉強法で日々少しずつ知識を積み重ねていき、目標とされている合格を目指して頑張って下さい。

長々と説明しましたが、皆さんのお力添えになれる事を祈っています。

以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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こんにちは。ふぐたくまおです。

「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。

ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
平成26年(2014年)に一級建築士に合格するも、その合格までに費やした費用は、約250万円!!

自分が合格してみてわかったこと、それは、「製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能」ということ。

  • できるだけ、安価で製図の勉強ができる環境を提供したい
  • これから受験する学生や、卒業したての社会人に、自分のように無駄なお金を使わせたくない

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ぼくが、なぜ資格の取得までに250万円を費やしたか、こちらで詳しく紹介してるので、よかったら見てやってくださいね。

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