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一級建築士の学科試験に合格するには?大切な2つの対策ポイント

この記事の著者:ふぐた くまお

プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。一級建築士の取得までに掛かった総額は実に250万円以上!

合格してわかったことは、製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能ということ。でも、学校は学費が掛かる。もっと安価で製図を教えてくれる人がいれば、自分のように時間とお金を掛けずとも一級建築士は取れるはず・・・

自分のような思いをする人を少しでも減らしたいという思いから、作図、エスキスの添削に特化した、オンラインサロンの運営を始める。

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こんにちは。ふぐたくまおです。

試験内容は?合格率は高いの、低いの?なにから始めればいいの…?
目指し始めは疑問がいっぱいで、不安な気持ちの方も多いでしょう。

今回は一級建築士を目指し始めた方へ向けて、試験内容や対策法について
分かりやすくご紹介します。

学科対策に大切な2つのこと

まず対策として重要なことは以下の2つです。

暗記と過去問を解くこと』

試験日から逆算してスケジュールを立てること

ふぐたの煩悩

過去問より新しい問題の対策をしないと受からないんじゃないの?

2019年の1級建築士学科試験では、過去問をしっかり理解したら解ける問題が多く、
初出題の選択肢は125問中35問しかありませんでした。

つまり、 過去問を解けば合格圏内の点数をとることは可能ということです。

また、日々の生活や仕事が忙しく、時間があったにも関わらず
試験で良い結果を出せなかった経験がある方も多いでしょう。

ふぐたの煩悩

毎日仕事するだけで精一杯なのに勉強する時間なんてどうやって捻出すれば・・・

そんな方にオススメなのは「スキマ時間」を有効活用することです。
詳しくはこちらに記載しているので、是非チェックしてみてください。

学科試験の内容は?

それでは詳しい学科試験の内容を確認していきましょう。
学科試験は【計画】【環境・設備】【構造】【施工】【法規】5教科125点満点のマークシート式となっています。
点数配分は下記の通りです。

【計画】 20問【環境・設備】 20問 【構造】 30問 【施工】 25問 【法規】 30問

ふぐたの煩悩

意外と出題数にばらつきがあるんだね・・・

ふぐた くまお

問題数を把握したうえで、科目の傾向を考えて勉強に取り組んでいこう!

教科ごとの内容と勉強法は?

計画

計画は主に「建築計画・寸法」「建築史・建築事例」「建築積算」から出題されます。

建築の歴史や実際にある有名な建物の名称や、設計時に必ず必要となってくる数値計算を
学ぶ必要があります。

計画は基本的にひたすら暗記すれば大丈夫です。

ただ暗記するだけは飽きてつらい。。という方には、写真集で確認したり、余裕がある方は実際に建物を見に行き、肌で触れたりすることでより理解を深めてみるのもおすすめです。

また、計画は広範囲ではありますが、深く考えて解くという問題は少ないので
頑張って暗記をして点数アップを狙いましょう。

環境・設備

環境設備は「環境工学」と「建築設備」の二つで構成されています。

環境工学」は光、熱、音響などに関して出題されます。
目に見えない事象を問われるので、イメージがしづらいですが
計画と同じように基本は暗記です。

ですが、計算問題が出題されることもあるので暗記だけでなく
過去問をしっかり押さえておく必要があるでしょう。

建築設備」は空気設備、給排水衛生設備、電気設備から出題されます。
普段あまり触れることがない分野かと思いますので、こちらもしっかり
暗記していきましょう。

構造

構造は、「一般構造・材料」や「構造力学」から出題されます。

一般構造・材料」は木造、鉄筋コンクリートの構造方式や、地盤、基礎、材料などを
覚えなければいけない分野です。

構造力学」は建築物が荷重を受けた際に生じるや変形などを『計算式』から求める問題がでます。つまり、計算問題です。

主に6~7問が計算、その他が用語など知識問題となります。
割合的にも、計算が苦手だったとしても、全部落とすわけにはいかないでしょう。
一級建築士にとって基礎的な計算式や公式となり、後々絶対に必要になってくるので
時間をかけてでも確実にできるようにしておきましょう。

施工

施工は「施工計画・現場管理」「建築・改修工事」についての分野となります。

ほとんど暗記問題なので、対策をすれば高得点を狙える分野です。

設計業務に携わっている方にはサービス問題ですが、
未経験の方はイメージがしにくいと思います。
最初におおまかな流れを把握した上で、細かい部分は徐々に学んでいったほうが
分かりやすい
でしょう。

法規

法規は、「建築基準法」と「建築関連」の法律問題が出題されます。

試験会場に持ち込み可能な法令集がありますので、
全てを暗記する必要はありません。
法令集の選び方については、下記の記事を参考にしてください。

あなたはどの法令集を選ぶ?

ですが、短い試験時間の中で、全ての問題を分厚い法令集の中から答えを探すのは、不可能に近いです。
法規はある程度学習範囲が決まっており、同じ問題が繰り返し出題されているので、
過去問を繰り返し学習することが大切です。

また、 アンダーラインや付箋をうまく活用し、自分が見やすいように法令集をカスタマイズすると良いでしょう。

まとめ

一級建築士の学科試験ってどんな内容なの?』『どのように勉強すればいいか分からない』と悩んでいる方に内容と勉強方法をご紹介いたしました。

繰り返しにはなりますが、暗記過去問を解くことを中心に勉強していきましょう。
また、試験から逆算し、スキマ時間もうまく活用し、しっかりとスケジュールを立てることも大切です。


是非参考にしていただけたら嬉しいです。

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こんにちは。ふぐたくまおです。

「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。

ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
平成26年(2014年)に一級建築士に合格するも、その合格までに費やした費用は、約250万円!!

自分が合格してみてわかったこと、それは、「製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能」ということ。

  • できるだけ、安価で製図の勉強ができる環境を提供したい
  • これから受験する学生や、卒業したての社会人に、自分のように無駄なお金を使わせたくない

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ぼくが、なぜ資格の取得までに250万円を費やしたか、こちらで詳しく紹介してるので、よかったら見てやってくださいね。

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