こんにちは。ふぐた くまおです。
今回は一級建築士学科試験における法規試験の特徴や勉強法について話していきたいと思います。
初めての受験で初めての法令集を目の当たりにするとどこから手をつけていいかわかりませんよね。
受験経験がある方でも法令集を引いてて時間がなくなってしまったりと苦手意識が強い人が多い科目でもあります。
法令集に関しては、オススメの法令集をまとめてありますのでこちらもどうぞ。

初受験の人は本当にどこから勉強していいかわからないよね…

そうだね。あの分厚い法令集を見ただけでもやる気が出ない人も多いはず。
だから今回はそんな人達のために勉強方法を話していくよ!
- 法規試験の特徴を知り、何をすべきか把握しよう。
- 法規でも過去問を解くのが大事。
- 法規の試験は時間が足りなくなることが多い。
目次
法規試験の特徴

まず、一級建築士学科試験での法規試験について話していきましょう。
法規試験は時間は1時間45分で行われ、問題数は30問出題されます。
そして、法規試験の唯一の特徴として、法令集を持参していいと言う特徴があります。
時間内であれば問題を解く際に法令集を引くことが許されている科目なんです。
なので、よく学科の得点源と言われます。
しかし、勘違いしないでください。
「正解を見ていいんだ」と楽観視してはいけません。
その正解をあの法令集から探し出すのが一苦労なのです。
1時間45分もあると思っていても1問に換算すると3分半しかありません。
だからみなさん一生懸命自分なりの法令集を作ることに必死になるのです。
いかに試験中に手早く法令集を引けるかが合格への鍵になるからです
ぼくも、いち早く法令集を作ることを意識していました。
インデックスを貼ったり、マーカーで線を引いたりと法令集作りに4-5日かけて作ったのを覚えています。

当時通ってた学校の講師に「法規なんて法令集に答え書いてあるんだから満点とれて当たり前だよ!」なんて言われたっけ…

そう言われたらその通りなんだけどね。
そんな簡単なことでもないから納得できないよね。
法規の勉強法

それじゃさっさと法令集作っちゃった方がいいね!

ちょっと待って! 法令集を作るのも大事だけど闇雲に作っても試験での時間短縮にはならないよ!
法令集作りの大事さはお話しさせていただきましたが、法令集を作れば法規の勉強は終わりではありません。
むしろ、法規の勉強をしなければ試験にあった法令集を作ることができないからです。
そこで、大事なのはどの科目でも一緒で、法規でも過去問を解くことが大事になってきます。
ここ数年の法規の問題は、過去問と類似した問題が出題される傾向にあります。
ですので、過去問を解くことが一番の近道になります。
しかし、初めは過去問を特にしても意味もわかりませんし、法令集を引こうにもどこを引けばいいのかわからないですよね。
まずやるべきは、過去問の回答を見ながら、問題と法令集をしっかり紐付けすることです。
問題だけ見ても意味が分かりませんが、初めは回答を見つつ法令集を引き、問題と法令集を「=」で結ぶんです。
そうすることで、法令集の大事な部分も理解できマーカーなどの線引き、インデックス貼りなども捗るようになりますよ。
法規の勉強で意識すべきこと

法令集も作り、過去問も一通り解いたという方は、試験時間にそって過去問を解いていくことをオススメします。
法規の試験において、一番の敵は時間だと思うからです。
先ほども言いましたが、一問につき3分半しか時間がありません。
一問一問法令集を引いたのでは時間が足りなくなってしまいます。
過去問を解く上で、出題者は何を意識してこの問題を出したのか、というところまで意識して理解しましょう。
また、一通りインプットが完了したら正解探しのために法令集を引くのではなく、あくまで気になる所やインプットした内容の確認をするために引く、というレベルまで持っていけるとさらに良いです。
それくらい勉強すれば、基準点以上の点数は取れるようになるはずです。
まとめ
それでは、今回のまとめです。
- 法規試験の特徴は法令集を持参していいため得点源になりやすい。
- 法規の勉強は法令集作りに目が行きがちだが、過去問も大事。
- 法規試験で意識すべきは時間。
いかがでしたでしょうか。
各科目がある中、法規は一番初めに勉強したほうがいい科目と言われています。
法令集作りや覚えることが沢山あるからです。
是非みなさんも時間に余裕も持って、法規の勉強に取り掛かってみてください。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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こんにちは。ふぐたくまおです。
「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。
ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
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