こんにちは。ふぐたくまおです。
一級建築士試験の法規科目では法令集が持ち込み可能なのは受験生の皆さんはご存知ですよね。
その法令集を引きながら問題を解くため、カンニング行為にならないように持ち込む法令集にはしっかりとルールが定められていて、そのルールに則り試験官により法令集チェックが行われます。
今回はその法令集チェックに引っかからないためのルールの確認や実際にあったペナルティなど話していきましょう。

法令集チェックがあるのはわかってはいるけど、ドキドキするよね。

そうだね。法令集チェックに引っかかるとペナルティがあるからその辺も踏まえて理解しておこう!
目次
法令集のルール
まずは法令集チェック対策として法令集の書き込みのルールを再確認していきましょう。
- 目次、見出しや関連法令・条文の指示
- 改正年月日
- アンダーライン
- ○、△、×の記号
- 早見表(図解)
- 計算式
- 解説
詳しくは、建築技術教育普及センターの公式ホームページをご覧ください。
自分専用にわかりやすく作ろうと皆さん思うのですが、わかりやすく作りすぎて書き込みNGの部分を書いてしまうと法令集の没収、最悪な場合試験会場からの退場になりかねません。
特に計算式などは、法令集の関連部分に書き込みたくなりがちですが、法令集チェックに引っかかるのでやめておきましょう。
どうしても自分が覚えにくいので勉強の時だけ書いておきたいと言う方は、消しゴムで消せるように鉛筆で書くか、今では消せるボールペンなどもありますから、消す前提で書くようにしましょう。
もし消せないもので書いてしまった場合は、法令集チェックの前にそのページだけ破いて試験官に渡すと言う方もいたので気をつけましょう。
当日の法令集チェック

一級建築士法規の試験では試験前に、注意事項などの説明とともに、法令集チェックが25分行われます。
その法令集チェックでは試験官が法令集をチェックするのですが、そのチェックの仕方も様々です。法令集をパラパラめくるだけの優しい試験官もいれば、じっくり見返す厳しい試験官もいます。
こんな風にどんな試験官に当たるかは時の運になります。
そして試験前にも法令集チェックを行ったにも関わらず、試験中にも試験官が巡回中に法令集をチェックすることもあります。
そこで引っかかると最悪10~20分位没収されチェックされるなんてこともあるので大変なタイムロスに繋がることになります。

最悪法令集が一時的に没収されて見れなくても大丈夫なように、法令集に頼らない勉強法も大事だよね!
こちらに勉強法など載せた記事がありますので参考までに。
例え指摘を受けても

でも自分ではしっかり法令集を作ったつもりでも、法令集チェックで指摘されたらどうしよう?
万が一法令集チェックで注意を受けてしまい、試験官から記号やマーカーなど消すよう指示されたら口答えはせず、指摘された通り消すようにしましょう。
「自分はルールを守って書いてのに」と思っても試験中は試験官の指摘された通り、消さないとその分また大きなタイムロスになり兼ねません。
ただでさえ時間が少ないと感じる法規の試験時間ですから余計なタイムロスはないように指摘事項は是正するように心掛けましょう。
Yahoo知恵袋などでは没収されるのを危惧して、法令集を2冊用意すると言う質問を見かけましたが、ぼく個人的には2冊用意する余力があるなら、その分勉強に時間をまわした方がいいと思います。
2冊ともチェック対象になりますし、2冊とも指摘を受けたとなれば意味がないとも思うからです。
まとめ
それでは今回のまとめです。
- 法令集の書き込みルールを確認して当日に備えよう。
- 法令集チェックは試験前と試験中に行われ、試験官にも色々な人がいる。
- もし指摘を受けても口答えせず従うようにする。余計なタイムロスは避ける。
ぼくが受験した時は、よく覚えてないくらい普通にチェックを通過しましたが、ものすごく緊張したのを覚えています。

飲酒してないのに飲酒の検問を受けるときみたいな、特に悪いことしてないのに緊張してしまう…そんな感じで受けていたよ!
いい人に当たろうと厳しい人に当たろうとあなたが誠実に対応すれば最悪の事態は免れると思います。
よければこの記事を参考にしてもらい、法規の試験対策して頂けたら幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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こんにちは。ふぐたくまおです。
「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。
ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
平成26年(2014年)に一級建築士に合格するも、その合格までに費やした費用は、約250万円!!
自分が合格してみてわかったこと、それは「合格に必要な事は、頭の良さじゃない、マインドなんだ!」ということ。
- マインドセットをしっかりさせてから試験に臨めば一発合格できるはず
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そんな思いから、時間とお金を掛けずに一級建築士になりたい人をサポートするため、オンラインサロンの運営を始める。
ぼくが、なぜ資格の取得までに250万円を費やしたか、こちらで詳しく紹介してるので、よかったら見てやってくださいね。
プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。その結果、約150万円をドブに捨てる。
そんな中、後輩が一級建築士を取得したことに焦りを感じたことから、マインドを入れ替え勉強に励む。その後、平成24年に二級建築士、平成26年に一級建築士をそれぞれ取得。一級建築士の取得までに掛かった費用は実に250万円以上!
試験に受かるには、頭の良さは関係なく、マインドが大切なんだと思い知る。マインドさえしっかりしていればこんなに時間とお金を掛けずとも一級建築士は取れるはず・・・自分のような失敗をする人を少しでも減らしたいという思いから、一級建築士を目指す人をサポートするオンラインサロンの運営を始める。
現在は、自由な建築家になるべく、「脱雇われの身」を目指して奮闘中!!
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