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一級建築士の法令集選びは?告示編についても解説します

この記事の著者:ふぐた くまお

プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。その結果、約150万円をドブに捨てる。
そんな中、後輩が一級建築士を取得したことに焦りを感じたことから、マインドを入れ替え勉強に励む。その後、平成24年に二級建築士、平成26年に一級建築士をそれぞれ取得。一級建築士の取得までに掛かった費用は実に250万円以上!

試験に受かるには、頭の良さは関係なく、マインドが大切なんだと思い知る。マインドさえしっかりしていればこんなに時間とお金を掛けずとも一級建築士は取れるはず・・・自分のような失敗をする人を少しでも減らしたいという思いから、一級建築士を目指す人をサポートするオンラインサロンの運営を始める。

現在は、自由な建築家になるべく、「脱雇われの身」を目指して奮闘中!!
サイトコンセプトと著者の一級建築士取得までの珍道中はこちら

こんにちは。ふぐたくまおです。

法令集って種類がたくさんあって迷いますよね。どれがいいのかわからない、という方も多いと思います。

法令集を選ぶうえでもっとも最善なのが、ずばり「何に使うのか」です。

それは、「実務で使うのか」「資格試験 で使うのか 」どちらかで選ぶ法令集は違ってくるのです。

ふぐたの煩悩

見やすくて、わかりやすい法令集なら、実務も資格試験も同じじゃないの?

ふぐた くまお

一級建築士の試験には必要ないけど、実務だと必ず必要な情報があるからだよ!

実務で必ず必要な情報とは、ずばり「告示」です。

一級建築士の試験では、告示の問題はあまり出てこないですよね。

そのため、一級建築士の試験向けにおすすめされている法令集は、告示が少ないものが多いです。その方が薄くて、持ち運びしやすいからです。

ですが、実務では告示の内容が重要になってきます。そのため、告示が充実している法令集を選ぶ必要がありますね。

今回は、実務でおすすめしたい、「告示編が充実していてバランスのいい法令集」をご紹介いたします。是非、法令集選びの参考にしてください。

一級建築士の学科試験対策が気になる方は、こちらもご覧ください。

法令の告示とは?

ふぐたの煩悩

そもそも、「告示」ってなに?

ふぐた くまお

それについても詳しく解説するよ!

告示は,国土交通大臣が定めるもので,法令や政令で定める基準の内容をさらに細かく規定します。(中略)法令に定めのない軽微な手続きを規定します。

引用元 建築士の必要知識

つまり、法律で定めたことを細かく規定するのが政令ですが、さらに細かく定めるのが「告示」ということですね。

お仕事によって、確認したい告示も変わってくるかと思います。

なにを重視するかによって、選ぶ法令集も変わってきますね。

実務でおすすめしたい法令集

井上建設関係法令集/井上書院/建築法令研究(黄色本)

法令集はほとんど「法令編」と「告示編」というように、2冊で販売されていることが多いです。というのも、法令集1冊に告示まで載せきれないからです。

ですが、こちらの法令集は1冊で主要な告示ま書かれています。
もちろん、全ての告示が載っているわけではありませんが、ある程度の告示内容はしっかり記載されています。

これ1冊あれば完璧です。建築士試験の、試験場持ち込みも可能です。

ですが、法令集の中でも分厚く重いのでそこがデメリットですね。

持ち歩きにくさを除けば、バランスのとれた法令集です。

ふぐた くまお

告示収録数は147本だよ!

基本建築関係法令集法令編/井上書院/国土交通省住宅局建築指導課(青本)

青いので青本と呼ばれているものです。こちらの法令集には、告示がほとんど網羅されています。

最大の特徴は、紙が分厚いのでとてもめくりやすいことです。

ページがスムーズにめくれず、ストレスを感じたことはありませんか。その悩みを解消してくれたのがこちらの法令集です。

ふぐたの煩悩

最近、紙がめくれなかったり、ビニール袋が開けないことがあるから助かるよ!

ふぐた くまお

それは、年齢による老いだね。笑 
悲しいけどめくりやすいのは、ありがたいね!

是非、書店などで実際に手に取ってみてください。違いが分かるかと思います。

紙が厚い割に、法令集自体の厚さは平均的なので、扱いやすい法令集といえますね。業務において、ページが破けるほど、法令集をめくる職(確認審査機関や官公庁の建築指導課など)では、破れにくく重宝するかと思います。

「法令編」「告示編」の2冊を買わなければいけないのがデメリットです。

ふぐた くまお

告示収録数は327本!かなりのボリューム感だね!

資格向けの法令集をお持ちの方にも

資格試験向けに、よくおすすめされているのが「総合資格学院の建築関係法令集」かと思います。お持ちの方も多いのではないのでしょうか。一級建築士の試験会場では、この本の所有者が圧倒的に多かったのを覚えています。

「軽い」「薄い」「扱いやすい」ため、人気のある法令集です。ですが、こちらには告示の記載があまり書いていません。

なぜなら、これも別冊で告示編があるためです。

ふぐた くまお

使いなじみのある「この法令集がいいんだ!」という方は、告示編があるため、そちらを買い足すのがおすすめだよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか

今回は、実務におすすめの法令集【告示編】をご紹介しました。

  • 法令集は用途に合わせて選ぼう!
  • バランス重視なら、一つ目の黄色本がおすすめ!
  • 多くの告示を見るなら、二つ目の青本がおすすめ!

建築士の法規の試験において、告示編を使用することはあまりないと思います。しかし、実務において、特に確認審査機関など、法律に携わることの多い職種では、必ず使用するものとなりますので、今後の法令集【告示編】選びの参考になれば、幸いです。

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こんにちは。ふぐたくまおです。

「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。

ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
平成26年(2014年)に一級建築士に合格するも、その合格までに費やした費用は、約250万円!!

自分が合格してみてわかったこと、それは「合格に必要な事は、頭の良さじゃない、マインドなんだ!」ということ。

  • マインドセットをしっかりさせてから試験に臨めば一発合格できるはず
  • これから建築士を目指す学生や、卒業したての社会人に無駄にお金を使ってほしくない

そんな思いから、時間とお金を掛けずに一級建築士になりたい人をサポートするため、オンラインサロンの運営を始める。

ぼくが、なぜ資格の取得までに250万円を費やしたか、こちらで詳しく紹介してるので、よかったら見てやってくださいね。

サイトコンセプトと著者の一級建築士取得までの珍道中はこちら

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