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【一級建築士法規】解く順番は重要?試験時間内に解く2つのポイント

この記事の著者:ふぐた くまお

プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。一級建築士の取得までに掛かった総額は実に250万円以上!

合格してわかったことは、製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能ということ。でも、学校は学費が掛かる。もっと安価で製図を教えてくれる人がいれば、自分のように時間とお金を掛けずとも一級建築士は取れるはず・・・

自分のような思いをする人を少しでも減らしたいという思いから、作図、エスキスの添削に特化した、オンラインサロンの運営を始める。

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こんにちは。ふぐたくまおです。

今回は一級建築士試験「法規」試験時間解く順番の重要性について詳しくお話しします。

「法規」は唯一試験会場に法令集の持参が許されている科目です。
つまり、試験中正解をいつでも確認することができるということになります。

ふぐたの煩悩

じゃあ法規は事前に準備しなくても楽勝じゃん!

ふぐた くまお

ストップ!その考えはとっても危険!
法規こそ事前準備をしっかりしておく必要がある科目なんだよ!

試験時間内に全て回答するためには、法令集に頼りすぎるのはとても危険です。
なぜならば、膨大な量の法令を、ひとつの問題に対して毎回引いていくことは不可能に近いからです。

法令集を「なにかあったときのお守り」ぐらいの気持ちで試験に挑めるように、時間配分や試験までに必要な事前準備を計画的に行っていきましょう。

法規の試験時間は?

学科試験の時間割は下記の通りです。

時間 科目・出題数
9時30分~9時45分(15分) 注意事項説明
9時45分~11時45分(2時間) 学科Ⅰ(計画)20問 学科Ⅱ(環境・設備)20問
(45分) 休憩
12時30分~12時55分(25分) 注意事項等説明、法令集チェック
12時55分~14時40分(1時間45分) 学科Ⅲ(法規)30問
(20分) 休憩
15時~15時10分(10分) 注意事項等説明
15時10分~17時55分(2時間45分) 学科Ⅳ(構造)30問 学科Ⅴ(施工)25問

参照:公益財団法人建築技術教育普及

「法規」は、学科試験の中で1科目に対する時間配分が最も多くなっています。

ですが、他の科目よりたっぷり時間があるからといって、簡単に解き終えると思ったら大間違いです。

時間配分が多い分、問題数が一番多く1時間45分で30問解くには、1問3分30秒しかないという計算になります。

また、法律関係の分野なので内容もとても難しく感じる方も多いことでしょう。

ですが「法規」は過去問と似た問題が頻出する傾向にあります。

さらに出題範囲がほぼ決まっているため、解答スピードをあげることによって、高得点が狙える科目でもあります。

なので、ポイントをしっかり押さえて、試験時間内に解き終えるシミュレーションをしておきましょう。

試験時間内に解き終える2つのポイント

試験時間内に解き終える2つのポイントをご紹介します。

2つのポイント
  • 優先順位を見極めること
  • 法令集を引く回数を極力減らすこと

ポイント1. 優先順位を見極めること

優先順位を見極める際に必要なことは下記の2つです。

  • 自分の得意分野から解き始める
  • 学科模試を受ける

仕事では、緊急性が高いものや締切に近いものから片づけていく方が多いかもしれません。

ですが、法規の試験では基本的に自分が得意なものから片づけていきましょう。

試験では一問目から順番に解かなければいけない決まりはありません。

ひとつの問題に3分30秒しかかけられないと思うと、先に自分の得意な問題から解きはじめて、うまく時間を調節し、自分の苦手な問題に時間を費やすことが大切です。

ですので、日々の勉強で自分の得意不得意を知り、解く順番を決めておきましょう。

ふぐた くまお

ちなみにぼくは、焦って計算ミスをするリスクがある計算問題から先に解いていたよ!

そしてさらに、解く順番が間違っていないか、学科模試で予行練習をすることも重要です。

試験当日は緊張をしているので、自分でイメージしていた通りに解くことができない可能性があります。

ですので、独学の方も学科模試は必ず受けることをおすすめします。

そうだ、模試を受けよう!

ポイント2. 法令集を引く回数を極力減らすこと

法令集を引く回数を極力減らすためにやるべきことは下記の2つです。

  • 過去問をたくさん解く
  • 法令集をカスタマイズする

ポイント1でお伝えした「自分の得意不得意を理解する」ためには、過去問をひたすら解いていくことが必要です。

テキストでインプットし、過去問を解いてアウトプットする。そうすることで、自分の傾向が見えてきます。

さらに、繰り返し解き続けることによって、自分の不得意の部分を減らすことができます。

ですが、誰しもどんなに勉強をしても、どうしても苦手な部分はあります。

ふぐた くまお

ちなみにぼくは、建築基準法以外の関係法令に関する問題が苦手でした・・・

ふぐたの煩悩

法律いっぱいありすぎだよね~

その部分を重点的に法令集で引けるように、あらかじめカスタマイズしておきましょう。

アンダーラインを引いたり、付箋でチェックをしたりと方法は様々です。

 

また、法令集の書き込みにもルールがあるので、しっかり把握しておきましょう。

詳しくは下記の記事をチェックしてください。

あなたはどの法令集を選ぶ?

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントをおさらいしましょう。

優先順位を見極める

  • 自分の得意分野から解き始める
  • 学科試験を受ける

法令集を引く回数を極力減らす

  • 過去問をたくさん解く
  • 法令集をカスタマイズする

しっかりと事前準備をして、法規試験に臨みましょう。
この記事が、皆さんにとって少しでもお役に立てたら嬉しいです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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こんにちは。ふぐたくまおです。

「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。

ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
平成26年(2014年)に一級建築士に合格するも、その合格までに費やした費用は、約250万円!!

自分が合格してみてわかったこと、それは、「製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能」ということ。

  • できるだけ、安価で製図の勉強ができる環境を提供したい
  • これから受験する学生や、卒業したての社会人に、自分のように無駄なお金を使わせたくない

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ぼくが、なぜ資格の取得までに250万円を費やしたか、こちらで詳しく紹介してるので、よかったら見てやってくださいね。

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