こんにちは、ふぐたくまおです。
令和3年の一級建築士学科試験計画は、特に難しかったといわれています。
新規の問題が多く、過去問も当てにならなっかとの声も多くありました。苦戦された方も多かったのではないでしょうか?
計画で足切りにあってしまい、合格できなかった方も多くいると思います。気になる足切り点は、何点だったのか、見ていきましょう。
目次
令和3年度の計画の足切り点は?
大手3校の、令和3年の足切り予想点数が出ましたが、3校とも低く点数を予想していました。
- 総合資格9点
- 日建学院10点
- TAC10点

こんなに低く予想してたの?
令和3年の試験は難しすぎだよ・・・

令和3年の計画はここ最近で一番難しかった、と言われているよ!
3校の予想を見ても分かるように、令和3年の計画はかなり低く予想されていました。
これだけ見ても、今年の試験が難しかったのが、わかります。
過去10年の、平成23年から令和2年の間の足切り点を見ても、例年ずっと11点だったのに対し、令和3年は3校とも11点以下の予想点数にしています。 1桁予想されていたのは、初めてのことでした。
そして、令和3年9月7日に、建築技術教育普及センターより、合格基準点が発表されました。
計画の合格基準点は、なんと10点です。
なぜこんなに難しかったのか?

ただでさえ、計画は勉強する範囲も広く、暗記も大変なのに、令和3年の試験では新規の問題が多く、過去問があまりあてにならなかったのが、1番の理由だと考えられます。
一級建築士学科試験の、勉強方法を調べたとき、過去問をやりまくるという答えが、多かったと思います。
過去問を、何となくの暗記で勉強してしまうと、理解が出来ておらず、点数を取れないということに、なってしまったといえます。

過去問あんなにやったのに・・・
なんとなくの暗記ではなく、本質をしっかり理解できていないと、令和3年の試験は厳しい内容でした。
逆に、本質をしっかり理解できている人は、点数を取れただろうと思います。

過去問の本質をしっかり理解していないと難しかったみたいだね・・・
難易度は高くても足切りを回避する方法
「じゃあ本質となんだ?」と思う方もいると思います。そこで、ぼくが実際に行った勉強方法を紹介します。
ポイントとしては、住宅、商業施設、学校、病院といったいろいろな建物の種類や、それぞれの特徴や細かい数字を、きちんと頭に入れることで、過去問にない問題でも対応できるようになっていきます。
細部計画などの数値関係を覚えるには、実際に使うところをイメージするのが、大事になってきます。
自分に身近な、生活の中にあるものをイメージすると、何となくですが頭に入ってきたりします。
建築作品は、和、洋両方とも気合でなるべく覚える事です。

イメージと気合が大事なんだ!
こちらの記事でも、計画のポイントを詳しく説明しています。
余裕をもった点数を目指そう
いざ試験が終わり、自分の取った点数がギリギリだと、9月の合格基準点発表まで合格しているのか、不合格なのかわかりません。
もし、ギリギリの点数しか取れていなかったとしたら、製図の勉強をするのにも、モチベーションをどう維持していけばいいのか、わかりませんよね。
そうならないためにも、合格基準点ギリギリの点数ではなく、余裕をもった点数を目指しましょう。計画は、具体的には15点を目指すのが現実的かなと思います。
勉強に余裕があれば、満点を目指してもいいのですが、建築史のような広大な範囲から、すべてを覚えようとするのは非効率です。合格のための勉強をするなら、満点は法規や構造で狙っていきましょう。

もし建築史や建築作品を深く勉強したいなら、合格した後でもいいですよね!
とはいえ、15点を取るにも内容をしっかり理解する事が、大事になってきます。
もし足切りになってしまったら

令和3年の試験は、計画がここ10年で一番といわれる、難しい試験でしたね。計画で足切りに遭ってしまった方もいるかもしれません。
しかし、こういう難易度の高い年を経験できたということは、次回の試験に向けての対策もばっちり出来るので、この経験を活かすことが出来れば、来年次の計画は必ず高得点が取れると思います。
ちなみに、令和3年は、計画の難易度が高かったですが、令和2年は、環境・設備の難易度が高かったです。しかし、令和3年の環境・整備の難易度は例年通りでした。
つまり、とびぬけて難易度が高い年は、2年連続で続くことはいまだかつてありません。
令和4年の計画は、例年通りの難易度になる可能性が高いです。
来年は、どの科目が激むずでくるのかはわからないので、どの科目も過去問を何となくの暗記ではなく、本質をしっかり理解して試験に挑みましょう。
総合点や他の科目は合格基準点を超えていたのに、計画の足切りで不合格になってしまい、勉強するモチベーションが上がらなくなった方も多いかと思います。
- なぜ、この資格が欲しかったのか
- 合格したらどんな明るい未来が待っているのか
- 逆に、合格しないままの自分はどうなっているのか
そんな時は、今一度初心に帰り、このようなことを常に頭において、「そもそも」に立ち返りましょう。特に3番目のような、ネガティブな想像は意外とパワーになります。笑
身近に反面教師になる人がいれば、よりいいですね。笑

あんなに勉強したのに、足切りなんてせつないよ・・・

この経験を活かして、次は絶対合格できるよ!
もう1度なりたかった自分を想像して!
まとめ
- 令和3年計画、足切り点数は10点
- 令和3年計画、過去1難しかった
- 本質を理解し、余裕を持った点数を目指す
- 難易度が高い年は2年連続で続く可能性は低い
試験は令和3年の、一級建築士計画の試験はここ10年で一番難しいといわれる試験でした。

なんで今年に限ってこんなに難しいんだろう・・・
令和3年9月7日に、建築技術教育普及センター より、合格基準点が発表されました。合格基準点は、10点でした。
過去10年ずっと、足切り点が11点だったことからもわかるように、令和3年の試験が難しかったのがわかります。
合格していると、次の製図試験に進めますが、足切りの点数は、9月の合否まで結果がわかりません。
合格基準点ギリギリではなく、余裕を持った点数を目指しましょう。
難易度が高い年は、2年連続続いたことがないので、例年4年の計画は、例年通りの難易度の可能性が高いです。
内容をしっかり理解し来年合格を目指しましょう。

令和4年こそ合格して、なりたかった自分になろう!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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こんにちは。ふぐたくまおです。
「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。
ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
平成26年(2014年)に一級建築士に合格するも、その合格までに費やした費用は、約250万円!!
自分が合格してみてわかったこと、それは、「製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能」ということ。
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ぼくが、なぜ資格の取得までに250万円を費やしたか、こちらで詳しく紹介してるので、よかったら見てやってくださいね。
プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。一級建築士の取得までに掛かった総額は実に250万円以上!
合格してわかったことは、製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能ということ。でも、学校は学費が掛かる。もっと安価で製図を教えてくれる人がいれば、自分のように時間とお金を掛けずとも一級建築士は取れるはず・・・
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