こんにちは。ふぐたくまおです。
一級建築士試験は、毎年多くの方が受験する人気の国家資格ですよね。
ですが、試験の難易度はとても高く、合格率は約10%程度という狭き門となっています。
科目数が5科目と多いため、試験勉強に苦戦されている方も多いかと思います。
その中でも、今回は「計画」の実例について紹介いたします。

計画の実例、全然覚えられないよ…

一緒に覚え方や、勉強法を見ていこうね!
計画の試験対策について、気になる方はこちらもあわせてご覧ください。
目次
効率的な覚え方は?

一級建築士試験の「計画」は、暗記が大切な科目となっています。
覚えるのに時間がかかる、更に得点が取りにくいのが「計画」の実例建築・歴史的建造物ですよね。
建物はやはり、見て覚えるのが一番です。
建築史に出てくる建物や作品例は、目で見なければおそらく覚えるのが難しいでしょう。

確かに文章で書かれていても、イメージできないよね…
建築史に出てくる建物や作品例が、近所にある方は見に行ってみてください。
ない場合でも、Googleマップのストリートビューや、Googleアースなども活用してみてください。
そのほかにも、画像を検索すれば沢山の写真を見ることができますね。

目で見ながら、問題文や専門用語と結び付けよう!
実際どんな問題が出るの?

「計画」の中でも、難解な問題である「実例」。できるだけ、あまり出題しないでほしいですよね。
しかし、令和2年度の試験では、計画科目全20問に対して、実例に関する問題は6問も出題されています。約3割が実例に関する問題だったのです。

さすがに、捨て問題にするわけにはいかないね…
参考までに、令和2年度の試験で出題された実例は以下の通りです。
- 東三条殿
- 鹿苑寺金閣
- 光浄院客殿
- 旧開智学校校舎
- 大英博物館
- タッセル邸
- ウィーン郵便貯金局
- シュレンダー邸
- 同潤会江戸川アパート
- 幕張ベイタウンパティオス4番街
- 釜石・平田地区仮設住宅団地
- ジョンソン・ワックス・ビル
- フォード財団ビル
- 丸の内ビルディング
- 岐阜メディアコスモス
多すぎて、こんなに覚えるのは一苦労ですね。なかなか厄介です、実例問題。
ジャンルとしては、個人住宅、集合住宅、公共建築、歴史的建築などが和洋問わず出題されます。
実例ごとの、「作品名」「設計者」「作品の特徴」を実際の写真と結び付けながら覚えていきましょう。

わからない専門用語は、その都度調べよう!
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まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、一級建築士試験「計画」の実例についてご紹介しました。
- 建築史に出てくる建物や、建造物は写真などを実際に見て、目で覚えよう。
- 「作品名」「設計者」「作品の特徴」を、写真と結び付けよう。
- 参考書も活用して、効率のいい暗記を。
一級建築士の試験は科目が多く、試験までいかに時間を使うかが重要になってくるかと思います。
いかに効率のいい勉強をするかが、大切ですね。
自分自身の目標を見失わず、モチベーションを高めて試験突破を目指しましょう。
合格を目指すみなさまの悩みが、少しでも解決すれば幸いです。
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こんにちは。ふぐたくまおです。
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プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。一級建築士の取得までに掛かった総額は実に250万円以上!
合格してわかったことは、製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能ということ。でも、学校は学費が掛かる。もっと安価で製図を教えてくれる人がいれば、自分のように時間とお金を掛けずとも一級建築士は取れるはず・・・
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