こんにちは。ふぐたくまおです。
一級建築士試験で、「構造」の部分は配点が125点中、30点を取れる科目となっています。
苦手意識を持つ方は多いですが、ぼくは「法規」と同じくらい高得点を狙いました。
今回は、そんな学科科目の1つである「構造」についてご紹介します。
ぼくの実体験と、おすすめの勉強方法を交えてお話しますので、どうぞ参考までにご覧ください。

勉強のコツが分かれば、少しは楽になるかな~
目次
「構造」問題は大きく分けて3つ
問題としては下記3種類に分けられます。
- 構造力学
- 各種構造
- 建築材料
構造力学は計算問題です。敬遠する人が多い部分ですが、解くための公式が分かると、そこまで難しい問題が出題される訳ではありません。
6~7問出題されるので、ぼくはここをしっかり取る事を心がけました。
問題集と過去問をひたすらやって、「手を動かし続ける」ように繰り返していました。
各種構造は、木造の建物について、鉄筋コンクリートの建物について、などの問題を表しています。
ここは、ひたすら暗記でした。ぼくは暗記が得意ではないので、問題を何度も繰り返して覚えていきましたね。
建築材料は、木の素材、鉄骨の素材など、素材の問題を表しています。
例年3~4問は出題される部分で、こちらも気合で暗記していました。
しかし、「施工」の科目と被る内容もあったので、しっかり覚えておくと一石二鳥です。
ここまでが、ぼくの実体験です。
じゃあ、具体的にどんな勉強方法が良いの?ってなりますよね。
これから詳しく説明していくので、下記内容を是非お読みください。
「構造」対策の勉強方法4つ

おすすめの勉強方法はこちら。
- 単語はとにかく暗記する
- 形の変化のイメージ力を付ける
- 式の使い方をマスターしよう
- 大小の問題をマスターしよう
これから、この勉強方法4つについて、詳しくお話していきます。
単語はとにかく暗記する
構造は暗記量と、どれだけ問題を繰り返し解いたかの量で決まります。
「え?結局それなの」となりますが、構造はまず、何を言っているのかを理解する事から始まります。
下記問題をご覧ください。

こちらは令和3年の実際の試験問題となっています。
理解が出来たでしょうか?
もちろん、勉強されている方は分かる人が多いですが、初心者の方は問題を解く以前に、何を言っているのかが分からないかと思います。
文章事態は難しくないので、単語が何を表しているかさえ分かれば、解ける問題なのです。
じゃあ、単語はどうやって学習するのが良いのでしょうか。
・過去問を解く。
・わからない単語を書き留める。
・意味を理解したうえでもう一度問題を解く。
これを繰り返すことで、記憶が定着していきます。
ぼくは問題集や過去問を、とにかく繰り返して手が勝手に動くくらいやっていました。

ぼくが初めて勉強した時「なんだこれ?!」ってなりましたね~
形の変化のイメージ力を付ける
計算問題の中で、「ここに力を加えた時の、正しいモーメント図はどれか?」などの問題があります。
実際の過去問で、下記例があります。

その時に、形がどのように変化するのかイメージできると、消去法で選択肢から答えを導き出すことが出来ます。
では、どうやってイメージ力を養うか。
・図にして描いてみる。
たくさんの問題を解いて、図にして描くようにしてみてください。
イメージが理解でき、そのうち描かなくても分かるようになってくるはずです。

図にしてみるとイメージしやすいよね
式の使い方をマスターしよう
計算問題を解くための式がありますが、こちらは暗記だけでは得点は伸びません。
式の意味を理解することで応用力が身に付き、得点を伸ばす事が出来ます。
そして、くどいようですが、何度も問題を解いて繰り返してください。
計算問題の流れが見えてくるはずです。
・式の意味を理解する。
・何度も問題を繰り返して、計算問題の流れをつかむ。

式に当てはめれば良い訳じゃないんだね!
大小の問題をマスターしよう
「~大きくすると~は大きくなる」などの問題がポイントになります。
内容を覚えていないと答えられませんが、覚えてしまえば得点に繋がる問題です。
これも過去問を解いているうちに、傾向が分かってきます。
・大小問題は過去問を解いて、マスターしておく。
まとめ

- 単語を暗記する
- 図にしてイメージを覚える
- 式を理解する
- 大小問題をマスターする
- 問題集や過去問をとにかく繰り返し解く
暗記する部分は確かに多いですが、暗記だけでは解けない問題も多いです。
基本的な事ですが、分からなかった内容は、調べて理解し、何度も繰り返して記憶に定着させてください。
計算問題も何度も解くことによって、流れが見えてきます。
ぼくは、本試験での獲得点数は27/30点でした。
うち、計算問題は6/7点獲得する事ができました。これが合格へ繋がったと考えています。
最後に、「構造」の問題は似たような出題の仕方をするので、過去問を沢山、解くことをお勧めします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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こんにちは。ふぐたくまおです。
「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。
ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
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プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。一級建築士の取得までに掛かった総額は実に250万円以上!
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