こんにちは。ふぐたくまおです。
試験に備える時、必ずやる事は、テキストを読んで過去問を解くって流れですよね。
今回は、その中で一級建築士の学科試験の構造力学過去問について、お話していきたいと思います。
学科試験の構造は、125点中30点を占める科目であり、さらに構造力学の計算問題は30点中の6~7点を占めます。
30点中の6~7点なら、別に落としても大丈夫じゃない?と思う方もいると思います。
それはとても、もったいない話です。
なぜなら、構造力学の問題は、毎年同じような問題が出題されているからです。
つまり、しっかり過去問を解いていれば、構造力学の計算問題は点数が取れるのです。
こちらでは過去7年分の問題を見て、出題傾向をご紹介したいと思います。
是非、参考にしてみてください。

ぼくも、問題集を何度も解いて、構造力学の計算問題を7点中6点獲得したよ~

公式もたくさんあるし、出題傾向を見て、抑えるべき点を押さえて、試験を突破したいね!
目次
過去7年分の問題種類を見てみよう!

構造力学(計算問題)過去7年分の問題の種類を下記にまとめました。
令和元年 構造力学の問題種類
№1:全塑性モーメント
№2:たわみ
№3:分割・到達モーメント
№4:層せん断力
№5:トラス
№6:不静定次数
実際の試験問題は、こちらをクリック (建築技術教育普及センター公式HP)
平成30年 構造力学の問題種類
№1:全塑性モーメント
№2:たわみ
№3:3ヒンジラーメン
№4:不静定ラーメン
№5:トラス
№6:転倒モーメント
実際の試験問題は、こちらをクリック (建築技術教育普及センター公式HP)
平成29年 構造力学の問題種類
№1:応力度
№2:たわみ
№3:静定ラーメン
№4:崩壊メカニズム
№5:トラス
№6:座屈荷重
実際の試験問題は、こちらをクリック (建築技術教育普及センター公式HP)
平成28年 構造力学の問題種類
№1:全塑性モーメント
№2:たわみ
№3:不静定ラーメントラス
№4:崩壊メカニズム
№5:トラス
№6:加速度応答スペクトル
実際の試験問題は、こちらをクリック (建築技術教育普及センター公式HP)
平成27年 構造力学の問題種類
№1:断面二次モーメント
№2:たわみ
№3:3ヒンジラーメン
№4:崩壊メカニズム
№5:トラス
№6:転倒モーメント
実際の試験問題は、こちらをクリック (建築技術教育普及センター公式HP)

この年から、構造力学が6問になったりしてるね~
平成26年 構造力学の問題種類
№1:応力度
№2:たわみ
№3:静定ラーメン
№4:崩壊メカニズム
№5:トラス
№6:水平剛性
№7:固有周期
実際の試験問題は、こちらをクリック (建築技術教育普及センター公式HP)
平成25年 構造力学の問題種類
№1:応力度
№2:たわみ
№3:分解・到達モーメント
№4:崩壊メカニズム
№5:トラス
№6:せん断力図
№7:加速度応答スペクトル
実際の試験問題は、こちらをクリック (建築技術教育普及センター公式HP)
過去7年分の問題から見た出題傾向は?


過去7年分の問題種類の傾向は、上記表の通りとなりました。
※14%の問題は、過去7年分の問題中、1度だけ出題した問題となります。

たわみとトラスは必ず押さえた方が良いね!
構造力学の高得点を取るためには?
ぼくは、本試験の構造力学で、7点中6点を獲得することが出来ました。なぜ、力学で高得点を取ることができたのか、そのやり方は、
公式を頭に叩き込むため、繰り返し問題を解いて、手を動かし続けた事です。
「なんだ、そんなことか・・・」と思うかもしれません。しかし、覚えた公式を使いながら、過去問を解き続けることによって、初見の問題も解けるようになっていきます。
最初はテキストを見ながら、問題を解いていってオーケーです。
手を動かして、場数を踏み続けると、自然と公式が頭に入ってくる上に、応用力がついてくるのです。そうすると、苦手だった計算式がむしろ簡単に思えてきます。

そうなれば、もうこっちのもんです!
公式を覚えて、解き方の流れを掴む事に、高得点獲得の道が開けると言っても過言ではありません。
まとめ

- 1位:たわみ、トラス(出題率100% 過去7年中、7回出題)
- 2位:崩壊メカニズム(出題率71% 過去7年中、5回出題)
- 3位:全塑性モーメント、応力度(出題率43% 過去7年中、3回出題)
- 4位:分割・到達モーメント、3ヒンジラーメン、不静定ラーメン、転倒モーメント、静定ラーメン、加速度応答スペクトル(出題率29% 過去7年中、2回出題)
- 公式の暗記だけではなく、問題の本質を理解して、繰り返し問題を解く
以上が、過去7年分の問題から見た、出題傾向でした。
出題傾向のまとめでは、出題が2回以上の物しか載せていませんが、高得点を狙うなら、過去7年で1度しか出題されていない問題でも、解けるようにしておくことをおすすめします。
傾向を把握して終わりではなく、理解した上で繰り返し問題を解いて、流れを掴めるようにしておくと、点数獲得に繋がります。
時間のない中で勉強する人は、繰り返し問題を解くこと自体が、難しく感じると思いますが、じつは、一日の中で隙間時間て、結構作れるものなのです。
時間の使い方について、記事を載せてみましたので、参考にしてみてください。
今回は以上となります。ご覧いただきありがとうございました。
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こんにちは。ふぐたくまおです。
「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。
ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
平成26年(2014年)に一級建築士に合格するも、その合格までに費やした費用は、約250万円!!
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プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。一級建築士の取得までに掛かった総額は実に250万円以上!
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