こんにちは。ふぐた くまおです。
一級建築士の学科試験が終わると、いよいよ製図試験勉強の始まりです。
しかし、学科試験終了時点では、まだ本試験の課題発表されていませんし、初受験だとまず何から始めたらいいか、何時間勉強すればいいのか分からないのは当然ですよね。
そこで、まず学科の時同様しっかりとした勉強時間を確保するスケジュールを組むことが大事になります。
学科試験の場合は、願書を出す前から勉強できますし、やる気さえあれば1年前から勉強してもいい位時間は確保できます。しかし製図試験に至っては、まず学科試験を合格しないと受けられません。
かといって、先を見すぎて製図試験の勉強をすると、学科試験の勉強が疎かになり、学科試験すら通過できないということになりかねません。
ですので、製図試験勉強の時間確保するためのスケジュールをしっかりと組むことはとても大事なことなんです。

学科試験以上に時間がないけど、どうしたらいいんだ・・・

学科と違って問題を解くわけではないから、限られた時間内でしっかり技術をマスターしたいね!
そこで今回は製図試験の製図課題発表から本番までの勉強スケジュールの考察を、ふぐたの経験を交えてお話ししていこうと思います。
- 【初受験者向け】学科試験終了時から製図試験までの勉強時間
- ぼくが確保した勉強時間
- 学科は独学だった人は、製図は学校へ通った方が良いのかどうか
目次
本番までの時間

まず、製図試験の本番までの流れを把握していきましょう。
受験年の7月下旬ごろ(令和3年は7月21日)
これは、学科の合格発表より1ヶ月以上早い段階で告知されます。学科の合否に関わらず、製図の勉強を始めなければなりません。
ぼくは、製図の勉強をするためにも、学科試験はある程度余裕を持った点数を取っておくべきだと考えます。

学科試験の自己採点結果が合格ライン前後だと、集中できませんからね!
受験年の10月第2日曜日(令和3年は10月10日)
製図試験本番は10月ですので、課題発表からですと約2ヶ月半という時間です。
この約2ヶ月半という短い間で、どれだけ効率よく勉強をするのかが、合格するためのポイントとなります。そして、本試験までに、作図、エスキス、記述、とそれぞれの練習に掛ける時間配分、スケジュールをしっかり組むことも必須ということになるんです。

学科の勉強期間と比べるとずいぶん短いね

体感で言ったら、本当にあっという間だよ!
本番までのスケジュール(ふぐたの場合)


初受験の場合どうやって勉強したらいいかわからないし、時間配分なんてもっとわからないよ!

それじゃ、ぼくがどんな風に勉強時間を確保したか話して行くよ!
平日の過ごし方
ぼくは、受験当時隔週で週6日働いていたため、平日(月〜土)は、
- 通勤時間に記述やエスキスの勉強(当時、通勤時間は往復で3時間)
- 帰宅後、夜は2〜3時間作図の勉強
をしていました。
平日といえど、試験までの勉強時間は確保したかったので、作図は出来なくとも、記述の練習をするなど、通勤時間も無駄にはしないように、その都度できる勉強はしていましたね。

机に向える時間以外も有効利用しましょう!
休みの日の過ごし方
受験当時のぼくの休日は、日曜、祝日、隔週土曜でした。当時、毎週日曜総合資格学院に通っていましたが、学校がない休みの日は、机に向かって作図に没頭する日々を過ごしてました。
日曜日は、学校で朝から晩まで約12時間講義を受ける、これを約2.5か月間繰り返しました。帰りの時間が、 毎回23時以降 が普通でした。
学校から出される練習問題や模試など、作図で言えば15問ほど解きましたし、平日の自宅勉強も合わせると作図枚数は、全部で約30枚ほど書きました。

せっかくの日曜日が・・・勉強以外に何もできないじゃないか・・・

わかるよ。でも、この期間に頑張れば一生モノの資格が手に入るんだから、ここは割り切って頑張ろう!!
製図試験は正確さを求められるので、作図し始めの頃は同じ問題で2回作図したり、パーツだけ書く練習をしたり(例えば、トイレだけとか、階段だけ書く練習したり)などの、基本的な練習をお勧めします。
製図勉強だけ学校に通うという選択

ここまでお話ししてきた通り、製図試験は本番までの勉強時間は学科試験の時より本当に少ないです。ぼくの勉強時間をまとめても、大体350〜400時間勉強していたことになります。
一回で受かりたいならば、それなりに時間を工夫しないといけないと思います。そこで、一つの選択肢として製図試験の勉強だけ学校に通うという選択肢があります。
ぼくは学科から学校に通ってましたが、通ってみた感想としては、学科は独学でも、製図の勉強は試験そのものが独特であり、やはり独学だと厳しいのではないかと思いました。
今は沢山の学校や通信教育を受けられますので、是非あなたに合った学校を探してもらい、教えて貰うことをお勧めします。
資格学校に通うのは、学科試験からまとめて受講するようなイメージもありますが、一級建築士の講座がある大手3校(総合資格学院、日建学院、TAC)とも製図試験用のコースも用意されています。
費用面で考えても、製図のみなら学科+製図のセット講座よりも半分程度で抑えられます。また、コスパ重視なら、個人的にはスタディングがおすすめです。

解き方のコツなどは、教えてもらわないと、なかなか身に付かないと思いますので、どこかしらで受講することをおすすめします!
まとめ
それでは今回のまとめです。
- 製図試験本番までは約2ヶ月半しかなく勉強時間が少ない
- 休日は丸一日、平日もできる限り空いてる時間を勉強に回す
- 製図の勉強だけでも学校に通ったり、通信講座を受講するべきである
製図試験は作図も沢山書くことが重要ですが、作図だけではなく記述やエスキスの技術も伸ばしていかなければなりません。
ぼくのように机に向かえる時は作図、そうじゃない時は記述、といった感じで、効率の良い勉強法を取り組めるようなスケジュールを組むようにしましょう。
少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。最後までご覧頂きありがとうございました。
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こんにちは。ふぐたくまおです。
「何だ?この フグの帽子を被った怪しいクマ は?」という疑問にお答えします。
ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
平成26年(2014年)に一級建築士に合格するも、その合格までに費やした費用は、約250万円!!
自分が合格してみてわかったこと、それは、「製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能」ということ。
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ぼくが、なぜ資格の取得までに250万円を費やしたか、こちらで詳しく紹介してるので、よかったら見てやってくださいね。
プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。一級建築士の取得までに掛かった総額は実に250万円以上!
合格してわかったことは、製図を独学で勉強するというのはほぼ不可能ということ。でも、学校は学費が掛かる。もっと安価で製図を教えてくれる人がいれば、自分のように時間とお金を掛けずとも一級建築士は取れるはず・・・
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