こんにちは。ふぐた くまおです。
一級建築士学科試験の施工科目は工事現場での施工に関する問題が出題されます。
一級建築士の学科試験の施工科目を勉強するにあたって、実際の工事現場に働いている現場監督の方は有利ないし得意な科目になるのではないでしょうか。
しかしそんな現場監督の方ばかりが試験を受けている訳ではありません。

ぼくも仕事柄実際の工事現場に直接携わっていなかったから、施工は苦手な部類の問題でした
ぼくのように直接現場に携わっていない人は、問題に対するイメージも付きにくく苦戦を強いられる可能性もあります。
そこで今回は過去問を紹介し、実際の問題や傾向を知り対策していこうと思います。
目次
施工科目はどんな問題が出てるの?
令和3年(2021)の施工科目の問題割合は、施工計画・工事管理で4問、各工事(鉄筋工事、コンクリート工事、防水工事など)で20問、請負工事から1問の合計25問が出題されました。
一級建築士学科試験の施工問題は近年新規問題が多く出題される傾向にあります。
しかし新規問題が多いからと言って解けない問題ではありません。
新規とは言いましたが、過去問の適切な回答を求める所を不適切に変えたり、過去問から論点を変えて出題したりと過去問から変更して出題されることが多いです。


こちらは上が令和3年(2021)、下が令和2年(2020)に出題された学科試験施工科目のコンクリート工事の過去問になります。
よく見て頂くとわかりますが、令和2年はレディミクスコンクリートの受け入れ検査について1問出題されてますが、令和3年ではレディミクスコンクリートの受け入れ検査の問題は、コンクリート工事に関する問題の一部として出題されています。
このように一つの工事の中でも、細部に分けて出題されたりと変化させて出題されることが多くあるので、ただひたすら過去問を暗記するだけでは解けない可能性もあります。
勉強法としてはひたすら過去問を解くとは思いますが、現場作業のイメージしながら問題を解くのが効率的で覚えやすいです。

でも、現場監督を生業にしてないと、なかなか現場を見ることができないしイメージもできないよね…
現場作業に直接携わってなくても

ではイメージをするために現場監督以外の職種の方はどうすればいいのでしょうか?


こちらをご覧ください。
こちらは令和3年に出題された鉄筋工事に関する問題ですが、鉄筋工事やコンクリート工事は仕上がってからですと見えませんし、鉄筋工事作業中などは危険でそう安易と見に行くことはできません。
しかし今ではYouTubeにこのような現場の作業風景などをアップしている動画が沢山上がっていますので、こういった動画を利用しながら勉強するとイメージしやすいのではないでしょうか。

ぼくの受験の時には、こんな動画なんてなかったから、とても便利な世の中になったよね!
だからこの手を利用するしかないね!
今回は鉄筋工事の一部を紹介させていただきましたが、その他にも鉄骨工事や防水工事の作業風景などの動画がありますので、自分のイメージできない工事はYouTubeで動画を検索してみて、今後の勉強に役立てください。
まとめ
それでは今回のまとめです。
- 施工科目は過去問から変更された問題が出題されることが多い。
- 施工現場のイメージすると勉強は捗るが、イメージできない場合は動画など探すと工事をイメージしやすい。
いかがでしたでしょうか。
施工科目は暗記科目だとよく言われますが、暗記だけでは変化にとんだ出題をされると途端に解けなくなります。
その対策として作業の流れを把握したり、イメージしたりして勉強すると作業と問題の繋がりがわかるので変化に対応しやすいです。
是非過去問を解きながらでも、解説などを見て理解を深めて試験に臨んでください。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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こんにちは。ふぐたくまおです。
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ぼくは、関東生まれ関東育ちの元公務員です。
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プロフィール:新卒で建築会社に入社するも、周りに流され明確な意思がないまま、資格学校に入学。その後授業料だけ払い、勉強もせず学校も行かず無駄な日々を過ごす。一級建築士の取得までに掛かった総額は実に250万円以上!
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